銃猟一種過去問題(問11~20まで)

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問11: 特定猟具使用制限区域(銃器の使用制限)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。

ア: 銃猟を行うハンターが集中することによる危険を防止するために、都道府県知事により指定される。
イ: 特定の狩猟鳥獣の保護・増加を図るために、環境大臣により指定される。
ウ: 銃猟による危険を未然に防止するため又は静穏を保つために、環境大臣により指定される。

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答) ア
目的:集中による危険防止/指定主体:知事/規制内容:特定猟具を使用する狩猟者の数のコントロール。

問12: 特定猟具使用制限区域(銃器の使用制限)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。

ア: 銃猟をしようとする者は、都道府県知事の承認を得なければならない。
イ: 猟をしようとする者は、市町村長の承認を得なければならない。
ウ: 銃猟をしようとする者は、環境大臣の定めた銃器の使用基準に従う場合は、特段の手続なしに狩猟を行うことができる。

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答) ア
目的:集中による危険防止/指定主体:知事/規制内容:特定猟具使用者数のコントロール/手続:知事の承認が必要。

問13: 銃器による鳥獣の捕獲についての次の記述のうち、適切なものはどれか。

ア: 銃器を持って猟場に足を踏み入れたときから「捕獲行為」をしたことになる。
イ: 銃器を持ち歩くだけで「捕獲行為」をしたことになる。
ウ: 獲物を手に入れるために発砲した場合は、半矢で逃がしてしまったときでも、「捕獲行為」をしたことになる。

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答) ウ
明確な捕獲の意志を持って獲物に向かって発砲した場合は、半矢で取り逃がしても捕獲行為に該当する。

問14: 散弾銃の種類を正しく示したものはどれか。

ア: 自動(装てん式)銃
イ: 上下2連銃
ウ: 水平2連銃

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答) イ
図の銃身断面:1は自動(装てん式)銃、2は水平2連銃、3は上下2連銃。

問15: 自動(装てん式)銃(散弾銃)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。

ア: 先台を手で前後に往復させて、装てんや空薬きょうの排出を行う散弾銃である。
イ: 発射の際に生じるガス圧や反動を利用して、装てんや空薬きょうの排出を行う散弾銃である。
ウ: ひとつの弾丸を正確に命中させるために、銃身の銃腔内の全部にらせん状の溝を切ってある散弾銃である。

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答) イ
ア:スライドアクション(ポンプ)銃の説明。ウ:ライフル銃の説明。

問16: 上下2連銃(散弾銃)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。

ア: 弾倉がなく外部から手で薬室へ実包(装弾)を供給する、銃身が横に2本に並べられた元折れ式の散弾銃である。
イ: 弾倉がなく外部から手で薬室へ実包(装弾)を供給する、銃身が縦に2本に並べられた元折れ式の散弾銃である。
ウ: 発射の際に生じるガス圧や反動を利用して、装てんや空薬きょうの排出を行う散弾銃である。

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答) イ
ア:水平2連銃の説明。ウ:自動(装てん式)銃の説明。

問17: 銃器の各部の名称を正しく示したものはどれか。

ア: 先台・銃床・照星
イ: 機関部・床尾・照門
ウ: 先台・床尾・照門

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答) ア
図の番号:1=先台(さきだい)、2=銃床(じゅうしょう)、3=照星(しょうせい)。

問18: 銃器の撃発機構についての次の記述のうち、適切なものはどれか。

ア: 銃器の撃発機構についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
イ: 撃針は、雷管を打撃して起爆させるためのものである。
ウ: 逆こう(かけ金)は、引鉄の動きを止めるためのものである。

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答) イ
撃鉄:撃針を打撃/撃針:雷管を打撃して起爆/逆こう(かけ金):撃鉄を固定(引鉄を引くとはずれる)/安全装置:引鉄の動きを止める。

問19: 銃器の各部の名称を正しく示したものはどれか。

ア: 撃針・引鉄・逆こう(かけ金)
イ: 撃鉄・逆こう(かけ金)・撃針
ウ: 逆こう(かけ金)・撃鉄・撃針

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答) イ
図の番号:1=撃鉄、2=逆こう(かけ金)、3=撃針。

問20: 銃器の安全装置についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。

ア: 安全装置は、引鉄の動きを止める働きをするもので、不用意に引鉄に触れたときの暴発を防止するための装置である。
イ: 安全装置をかけても、振動や衝撃により暴発するおそれがある。
ウ: 銃器を持ったまま飛び跳ねたりする場合、安全装置をかければ、脱包しなくても暴発を避けることができる。

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答) ウ
安全装置は引鉄の動きを止めるだけ。振動などで逆こう(かけ金)が外れて撃鉄が落ちるリスクがあるため、安全管理の基本は常に脱包。

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