2025年12月14日、青森県総合社会教育センターで行われた
狩猟免許試験(わな猟免許・第一種銃猟免許)を受験してきました。
今回はなんと、過去最高の134名が受験したそうです。
狩猟への関心の高さや、近年のクマ被害などの影響も大きいのだと思います。
この記事では、
「狩猟免許試験って当日なにをするの?」
「どんな流れで進むの?」
という疑問を持っている方に向けて、実際に受験した体験をもとに詳しく解説します。
会場到着・受付(9:30〜9:50)

9:30になると受付が始まります。
受付で受験番号を確認すると、座席表が配布されすぐに適性試験が始まりました。
適性試験(身体の動きチェック)

最初は筆記試験ではなく、体がきちんと動くかの確認です。
行った内容はとてもシンプルで、
- 膝の屈伸
- 手の指を動かす
- 肩を回す
といった基本的な動作確認でした。
「難しいことをする」のではなく、
安全に狩猟ができる身体かどうかを見るための試験なので、
落ち着いて普段どおり動けば問題ありません。
試験全体の注意事項説明

適性試験が終わると、部屋に移動して
狩猟免許試験全体についての注意事項の説明があります。
ここでは、
- 試験中のルール
- 不正行為をすると即不合格になること
- 試験の流れ
などが説明されます。
しっかり聞いておきましょう。
視力検査(メガネの使用確認あり)

次は視力検査です。
ここで、
- メガネを使うか
- 裸眼か
もしっかりチェックされます。
メガネが必要な方は、必ず当日持参してください。
聴力検査(びっくりします)

次は聴力検査。
「音が聞こえたら手をあげてください」と言われ、
静かに耳をすましていると……
👉 「ビー!!!」
想像以上に大きな音が鳴って、正直びっくりしました(笑)
でも、聞こえれば問題ありませんので安心してください。
知識試験(筆記試験)

ここからが、いよいよ筆記試験(知識試験)です。
私は
- わな猟免許
- 第一種銃猟免許
の併願だったため、合計36問でした。
試験時間とルール

- 試験時間:110分
- 試験開始から20分経過後は退出OK
- 20分より前は退出不可
- 不正行為があれば即不合格
といった説明を受けてから試験開始です。
問題は事前講習会や例題集をしっかりやっていれば、
落ち着いて答えられる内容でした。
知識試験の合格発表

筆記試験が終わると、その場で合格者の発表があります。
ここで合格しないと、
次の狩猟鳥獣識別試験には進めません。
今回の試験では、
10名程度の方がここで脱落していたようです。
改めて、事前の勉強の大切さを感じました。
を分かりやすく解説します。
狩猟鳥獣の識別試験

狩猟免許試験では、知識試験(筆記試験)に合格すると次の試験があります。
それが 「狩猟鳥獣の識別試験」 です。
識別試験は、
スクリーンに映し出された動物や鳥の写真を見て、狩猟鳥獣か非狩猟鳥獣かを判断する試験です。
会場では、10~30人ほどが同じ教室で一斉に受験します。
試験の流れとルール
識別試験の流れは次のとおりです。
- スクリーンに写真が映る
- 表示時間は 1問20秒
- 全部で 16問 出題
時間は短いですが、落ち着いて対応すれば十分間に合います。
回答方法(ここが重要)
● 狩猟鳥獣の場合
- 〇(まる)を付ける
- 動物・鳥の名前を書く
- 名前が書けないと 不正解
👉 〇を付けるだけではダメです。
👉 必ず名前を書く必要があります。
● 非狩猟鳥獣の場合
- ✖(ばつ)を書く
- 名前は 書かなくてOK
👉 迷ったときに、名前を書かなくていいのは助かります。
この試験の最大のポイント
この識別試験の最大のポイントは、とてもシンプルです。
「狩猟鳥獣だけを確実に覚えれば合格できる」
なぜなら、
- 狩猟鳥獣 → 〇+名前が必要
- 非狩猟鳥獣 → ✖だけでOK
だからです。
つまり、
- 「これは狩猟できる!」と自信があるもの → 〇+名前
- 少しでも迷ったもの → ✖
この考え方で大丈夫です。
実体験で気づいた“必勝法”
ここからは、実際に試験を受けていて気づいた ちょっとしたコツ です。
識別試験は、30人ほどが同じ教室で受けます。
- ✖を書くとき
→ すぐ終わるので教室は静か - 〇のとき
→ 名前を書く必要があるため
鉛筆やシャープペンの
「カリカリカリ…」という音が一斉に聞こえる
つまり、
教室に一斉に「書く音」が響いたら
「あ、これは〇(狩猟鳥獣)だな」
と判断しやすい
という場面が何度かありました。
もちろん まわりを見る・カンニングはNG ですが、
音は自然に耳に入ってきます。
焦ってパニックになるよりも、
落ち着いて判断するためのヒントにはなります。
識別試験で大切なことまとめ
- 狩猟鳥獣の 名前をしっかり暗記する
- 迷ったら無理に名前を書かず ✖
- 表示時間は20秒、落ち着いて
- 全部正解を狙わなくていい
- 「狩猟鳥獣を落とさない」意識が大切
技能試験(第一種銃猟)

狩猟鳥獣識別試験の次は技能試験です。
第一種銃猟の技能試験では、次の順番で行われました。
- 銃の点検
- 分解
- 結合(組み立て)
- 所持歩行
- 装填
- 射撃姿勢
- 脱包(弾を抜く操作)
会場は1室に2か所設けられており、順番に呼ばれます。
試験官は、
事前講習会で教えてくれた猟友会の方々だったので、
とても安心して受けることができました。
丁寧に見てくれますし、落ち着いてやれば大丈夫です。
改めて、猟友会のみなさまに感謝です。
目測試験(距離を答える)

次は目測試験です。
窓から外を見て、
- 白い棒までは何メートル
- 建物の角までは?
- 石像までは?
- 青い建物までは?
というように、順番に距離を聞かれます。

1つずつ聞かれるので、
そこまで緊張する必要はありません。
わな猟の技能試験

最後はわな猟の技能試験です。
まず試験官から、
「わな猟に使用できるわなはどれですか?」
と聞かれます。
とらばさみなどは使用禁止なので、
正解は 「はこわな」 です。
「はこわなです」と答えると、
- はこわなを設置
- その後、解除
という流れになります。
解除するときは、必ず棒を使って行うのがポイント。
落ち着いて操作すれば問題ありません。
すべて終了・帰宅
これで、すべての試験日程が終了です。
試験が終わった人から、順次帰宅してOKでした。
合格発表について

合格発表は、
12月18日に青森県のホームページで行われる予定です。
受験番号が掲載される形なので、
忘れずにチェックしましょう。
まとめ:事前準備が何より大切

今回、狩猟免許試験を受けて感じたことは、
- 事前講習会を受けておいて本当に良かった
- 流れを知っているだけで安心感が全然違う
- 知識試験(筆記試験)は狩猟免許例題集を最低2周ぐらいやった方が良い
- 狩猟鳥獣識別試験は狩猟読本のはじめのページにある、カラーの狩猟鳥獣だけを見て名前を覚える
- あとは落ち着いて行動すれば大丈夫
ということです。
これから受験される方の参考になればうれしいです。
あとは、合格発表を待つのみ…!


コメント